私は子供の頃から、アナログかデジタルかを問わずゲームが大好きでした。そんな私でしたので、必然的にゲーム系の専門学校に進学。そこでプログラミングやデザインを学び、卒業後は社長の経歴に惹かれたゲーム会社に入社しました。
プログラマとADとして約2年間ゲーム開発に携わりましたが、エンジニアとしての幅を広げたいと思い、前職となるシステム開発会社に転職。そこではオペレータやヘルプデスクとして責任者となるまで約10年間働きましたが、契約社員だったため将来のことを考え正社員として転職を考え始めました。そんな時、ハローワークで見つけたのがこの会社でした。
ヘルプデスクとして応募しましたが、面接では私の経歴や適性を見てエンジニアでの入社を勧められました。不安ではありましたが、面接を担当してくれた方がとても信頼できそうな方だったことと、3か月の研修期間をしっかりいただけるということで、入社を決めました。今ではその判断は正しかったと思っています。

私はソリューション事業部　ITシステム部に所属しています。部内ではチーフとして4名のメンバーをマネジメントしています。また、インフラエンジニアとして、システム更改などの際にネットワーク設計やルータの設定、Windows/Linux/Unixサーバの設計、構築などを行っています。主なお客様は医療機器販売系ですが、他にもパソコン関係のトラブル対応なども行っています。
今はオンプレミス環境での構築が多いですが、最近はクラウド環境にも興味があります。私の仕事はお客様から直接指示を受けることもありますし、プロジェクトリーダーや営業から相談を受けることもあります。どちらもエンジニアとしての技術だけでなく、コミュニケーション能力が必要ですね。

私は自分でシステムの設計や提案ができることにやりがいを感じています。お客様の要望や課題を聞いて、最適な解決策を考えて提案するのは、とても楽しいです。案件の初期から終了まで関わることができるので、完遂できた時は達成感があります。
また、プロジェクトリーダーやお客様からの要望に先回りして対応できた時も嬉しいです。「ここをもうちょっと」という声を予想して、先に手を打っておいたことがうまくいくと、心の中で自画自賛です（笑）
反対に、トラブル対応は大変です。障害個所を特定するのに時間がかかったり、原因が分からなかったりすることもあります。そんな時は、自分の知識や経験をフルに活用して解決に向けて努力します。推理ゲームのような難しさですが、だからこそ解決できた時はとても嬉しいですね。

今後は、クラウド環境での提案力を身につけたいと思っています。オンプレミス環境では、サーバーやネットワーク機器などを自社内に設置して管理する必要がありますが、クラウド環境ではインターネット上にあるサービスを利用することで、導入期間やコストを削減できます。
今のビジネス環境では、迅速にシステムを導入・変更することが求められています。そのため、多くの企業がクラウドへの移行を行っています。私もクラウド環境での構築や運用について勉強していますが、まだまだ勉強しないといけないことや経験しなければいけないことがたくさんあります。クラウド環境での提案ができるようになれば、お客様への価値提供も高まると思います。そうやって力をつけ、自社案件などにも関わっていきたいと思っています。

この会社の魅力は、風通しが良いところだと思います。私を面接してくれた部長もエンジニア出身なので、現場の状況を理解してくれますし、今でも相談しやすいです。配置された現場が合わない場合や、違う分野にチャレンジしたいときは、部長や営業と話し合えば変更してくれることもあります。私も入社当初はエンジニアに不安がありましたが、部長が気にかけてくれて今ではとても良かったと思います。
この仕事に向いている人は、自分で物事を考えられる人だと思います。「一般的に言われていることでも、なぜそうなのか？」という部分を考えられる人です。手順書通りに作業を行うだけではなく、その背景や理由を理解しておくことが大切です。トラブル対応やお客様とのコミュニケーションでも、自分の考えを発信する必要があります。この仕事は難しいことも多いですが、それだけやりがいもあります。興味がある方はぜひ応募してみてください。